皆さん、こんにちは!
釣りきちスナフキンです😁
超久しぶりの投稿になります😌
仕事疲れ、暑さ、おまけに生命感のないフィールド。。。😒
やる気が出なくて、黒鯛調査、シーバス調査に出てませんでした🥱
本日は、SHIMANO 22 STELLA(C3000XG)で頻繁に起こるバックラッシュについてです。
同じように、頻発するバックラッシュで悩んでいるアングラーの解決になれば幸いです。
目次
SHIMANO 22 STELLA C3000XG スペック
品番 | C3000XG |
---|---|
ギア比 | 6.4 |
実用ドラグ力(Kg) | 6 |
最大ドラグ力(Kg) | 9 |
自重(g) | 210 |
スプール径(mm)/ストローク(mm) | 47/17 |
糸巻量ナイロン(号-m) | 2.5-180,3-150,4-100 |
糸巻量ナイロン(mm-m) | 0.25-210,0.30-130,0.35-100 |
糸巻量フロロ(号-m) | 2.5-160,3-130,4-100 |
糸巻量PE(号-m) | 1-400,1.5-270,2-200 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 94 |
ハンドル長さ(mm) | 55 |
ベアリング数BB/ローラー | 12/1 |
SHIMANO 22 STELLA の進化と特徴
- インフィニティクロス:従来設計と比べて耐久性が約2倍に向上(ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの接地面積が向上。その結果ギア歯面にかかる負荷を広範囲に分散。)
- インフィニティループ:超密巻きスーパースローオシレート(スプールの上下動する速度を超低速化することで、ラインを1本1本整然と緻密に密巻きすることが可能になった。そのことでライン放出抵抗を大幅に削減。)
- インフニティドライブ:常に主導権を握れる、パワフルな巻き上げ(ピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗が大幅に軽減。またメインシャフト自体に特殊加工を施すことで回転トルクも大幅に低減。)
- アンチツイストフィン:ライントラブル抑制構造(ラインローラー部近くに弾性体のフィンを設置。ラインのたるみを抑え、よれたままでのスプール巻きつけを軽減。)
- DURAクロス:耐摩擦性、滑らかかつ安心のドラグ性能(繊維方向に直交する形で新しい繊維を織り込み材料を強化。従来のドラグワッシャーより耐摩擦性が10倍以上アップ。)

SHIMANO 22 STELLA C3000XG
シマノの最高峰リール、STELLAで頻発するバックラッシュの怪
頻発するバックラッシュは設計ミス?
- インフィニティループ:超密巻きスーパースローオシレート
- アンチツイストフィン:ライントラブル抑制構造
怪しいと思ったのはこの2箇所🤔
この2箇所は 18 STELLA ではなかった機構。
最初からバックラッシュが起きていたわけではないので設計ミスではないと断言できる。
だがしかし、この2箇所はとても繊細。
バックラッシュの原因と考えられること
- ドラグによるPEラインの捻じれ
- 度重なるキャストによるPEラインの捻じれ
- PEラインにテンションがかかっていない状態からのリトリーブ(巻き始め)
- 強風によるPEラインのふけ
バックラッシュを減らす対策
- フェザリングをする(ベイトでいうサミング)
- ベールをかえす際はロッドを上げ、手元を意識する
- ファーストリトリーブ(巻き始め)の際もロッドをできるだけ上げて、手元を意識する
- できる限りテンションをかけて巻く(特に巻き始め)
- PEラインの捻れを戻す、もしくは大幅にカット
- 下巻きラインの長さを調整する(少なすぎも多すぎもダメ)
- PEラインの太さを上げる(0.8号から1号)
- 追記:ドラグをある程度締めておく
追記 上記の対策でもバックラッシュが起きてしまう方へ
原因:
- 風上へのキャスト
- 飛行姿勢の悪いルアー、空気抵抗の大きいルアー使用
- ペンデュラムキャストによるフルキャスト
解決策:
絶対にバックラッシュが起きないとは言い切れないが、ベイトリール同様にフェザリングを強く推奨。ルアーが着水する前にフェザリング(人差し指でスプールエッジを押さえる)を行い、糸ふけをできる限り抑える。
また飛距離は落ちてしまうが、PEラインの号数を上げる、もしくは、8本撚りから6本撚り、4本撚りのPEラインに変更する。
まとめ
シマノの最高峰リール、22 STELLA で頻発するバックラッシュは設計ミスでもなければ不良でもない。
ただインフィニティループ(超密巻きスーパースローオシレート)、アンチツイストフィン(ライントラブル抑制構造を設けた事によって 22 STELLA はとても繊細になってしまっただけ。
個人的には、22 STELLA は万人受けしないモデルになったと思っている。
簡単にいえば、ベイトリールの要素を含んでいる。
例えば、ベイトリールはブレーキを調整したとしてもバックラッシュは必ず起きる。
これと同じように、このシマノ最高峰のスピニングリール、22 STELLA でもバックラッシュが起こってしまう。
22 STELLA に設けられた新機構、インフィニティループ(超密巻きスーパースローオシレート)、アンチツイストフィン(ライントラブル抑制構造)により飛距離をさらに伸ばせるようになったが、その代償としてとても繊細になってしまった。
このアドバンテージとディスアドバンテージをどう判断するかはそれぞれアングラーに任せよう。
ひとつ言えることは、22 STELLA には永遠に続く巻心地と所有欲を満たす美しさがあるということ。
コメント